糖尿病と高血圧の関係性などについて、糖尿病は高血圧の合併症です
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高血圧症状と原因

糖尿病【高血圧合併症】

糖尿病は体のエネルギー源であるブドウ糖がうまく利用できず血液中に異常に多くなる病気

インスリン糖尿病は、すい臓から分泌されるインスリンの分泌不足やその働きが悪くなることで引き起こされる疾患です。たとえば食事をとると、血糖値が上がりますが、正常な人はインスリンの分泌量が増えても、ブドウ糖が細胞に取り込まれ血糖値は正常に戻りますが、糖尿病でインスリンの作用が不足すると、ブドウ糖をうまく取り込めず、血糖値の高い状態が続きます。その結果、血管が傷み、さまざまな合併症を引き起こします。糖尿病が怖いのは、全身の血管が傷むことによって、神経障害、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症などの深刻な合併症を引き起こすことと、動脈硬化を促進することです。

糖尿病患者の高血圧の頻度は非糖尿病者に比べ約2倍

日本人の糖尿病の99%は2型糖尿病で、高血圧を合併しやすく、糖尿病の人が高血圧になる頻度は、糖尿病でない人の2倍です。一方、高血圧の人が糖尿病を合併する率も高く、2~3倍と報告されています。高血圧と糖尿病が合わさると、それぞれの病状は加速され、心筋梗塞や脳卒中などの脳・心血管疾患が起こりやすくなります。糖尿病の人やその心配がある人は、家庭用血圧計での血圧測定を習慣化し、血圧の管理を心がけ、気になることがあれば主治医に相談することが重要です。

糖尿病の人は血圧管理も重要

糖尿病の人の降圧目標を130/80mmHg未満、糖尿病性腎症を合併している場合は125/75mHg未満

高血圧治療のガイドラインでは、糖尿病の人の降圧目標を130/80mmHg未満と厳格な数値をあげています。つまり、糖尿病の人は正常高値血圧でも、治療を開始するということです。糖尿病性腎症(たんばく尿1g/日以上)を合併している場合は、さらに厳格に125/75mHg未満を目標とします。糖尿病も高血圧も、肥満や運動不足、ストレスなどが要因となります。これらを改善することは、高血圧と糖尿病に共通の対策となります。糖尿病を併せ持っている場合も、薬の効果や副作用には個人差もあり、治療の第一は生活習慣の改善です。期間を設けて食事療法や運動療法に取り組んでも目標血圧に達しない場合は、降庄療法を考慮します。

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