動脈硬化の症状や種類について。動脈硬化の原因を作っているのは加齢や高血圧など。動脈硬化は高血圧の合併症です
980.14黒線 太め.jpg

高血圧症状と原因

動脈硬化【高血圧合併症】

動脈硬化は動脈の血管壁が硬く厚く変化したり、血液の通り道が狭まる事により血液が流れにくくなる状態の事をいいます

動脈硬化の図解


動脈硬化は年齢を重ねるにしたがって自然に生じきますが、動脈硬化に他の危険因子(高脂血症、高血圧、糖尿病、肥満、喫煙)が加わると一気に動脈硬化の進行を速めてしまいます。
動脈硬化によって血液の流れがとどこおると、血液を送り出すために心臓はより拍動を強め、その結果、血圧はさらに上がるという悪循環におちいりかねません。

動脈硬化の3つのタイプ

動脈硬化は①細動脈硬化 ②アテローム硬化 ③中膜硬化 の三つに分けられます。

細動脈硬化

細動脈硬化とは、主に脳や心臓、腎臓などの細動脈に生じる動脈硬化の事を言います。

アテローム硬化

アテローム硬化とは、細動脈よりも少し太い動脈に起こるもので、血管の内壁にアテロームというドロドロした塊【脂質プラーク】ができ、徐々に血管の通り道が狭くなっていき最後にはつまってしまう動脈硬化です。

中膜硬化

中膜硬化とは、動脈の中膜にカルシウムがしみ込んでかたまる動脈硬化で、原因は老化です。合併症を引き起こす危険はありません。

アテローム硬化の起こり方

通常動脈硬化というと【アテローム硬化】の事を言います。アテローム硬化は、血液の流れによる強い圧力やウイルスの感染によって生じた炎症など、なんらかの原因で血管壁の内側をおおう内皮細胞に傷がつくと、そこから血液中の余分なLDLコレステロールが入り込みます。LDLコレステロールは活性酸素によって酸化されやすく、これが血管壁の内膜にたまってアテロームをつくり、壁が内側にもり上がって血液の通り道が狭くなるのが原因です。

老化と動脈硬化について

年齢を重ねることによって血管の性質や状態は変化し、だんだんと硬くなり、厚みを増してきます。動脈の通り道が狭まると、血栓がつまりやすくなります。血栓によって血液の流れがとどこおると、酸素と栄養を供給されなくなった組織は死滅します。これが心臓の冠状動脈で起これば心筋梗塞、脳の動脈で生じれば脳梗塞とよばれます。また、血行が悪くなれば、心臓はより強く収縮して勢いよく血液を送り出そうとするため血圧を上げ、その圧力が血管の弱い部分を膨らませ(動脈痛)、それが破れて出血することもあります

血管年齢について

血管年齢とは、血管がどのくらい年をとっているのか、血管自体やそのはたらきについて、実年齢相応なのか、それより老いているのか若々しいのかということを調べたもので、動脈硬化の進み具合を示す目安になります。危険因子の有無に加えて、血管の様子をつぶさに知ることは、動脈硬化をベースとする病気の予防にとても役立ちます。いまでは、血管の状態を手軽に探る方法もあり、「動脈硬化ドック」を設けている医療横間も増えてきています。血管年齢が、もし実年齢より10歳以上老けていると推定される人は、高血圧や高脂血症、糖尿病の「疑いあり」といえるでしょう。

スポンサードリンク

ページの先頭へ