血圧を正しく測定し、高血圧の早期発見、早期治療につなげましょう
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高血圧症状と原因

血圧チェックの方法

血圧は緊張すると上がるので、リラックスして測定する

血圧を測定するときは、安な状態で腕を伸ばし、肘の部分がほぼ心臓と同じ高さで測定してください。厚い下着やセーターなどで腕を圧迫しないようにしましょう。通常は座った状態で測定しますが、場合によっては横になった状態でもかまいません。1回目は緊張していることもあり、やや高めの値が出やすいので、圧迫帯の空気を抜いてからまた測定してください。正確には、2回目と3回目の平均値を出しますが、実際には2回目の値で十分です。

測定は右腕か左腕か

普通の人でも右腕と左腕の血圧が違うことがあります。多くは右腕のほうが5~10mmHg高く出ます。この程度であれば問題ありませんが、これ以上の差があるようでしたら、血管の病気がある可能性が高いので、病院で詳しく調べる必要があります。血圧を比較できるよう血圧チェックは同じ腕で測るようにしてください。

血圧計は大きく分けて、「水銀血圧計」と「自動血圧計」の2種類あります

水銀血圧計血圧は動脈血圧、毛細管血圧、静脈血圧に分けられますが、一般に「血圧」と言う場合には、動脈血圧を指します。心臓の機能を正確に調べる検査では、動脈にカニューレという管を入れて直接測定することもありますが、日常的には間接的な測定で十分な情報が得られます。血圧は、動脈が皮膚表面に近い部位で測定します。一般的には、肘の部分の動脈の圧を測定しますが、場合によっては、膝の裏側の動脈の圧を測定することもあります。病院で使っている水銀血圧計が、血圧測定の基本です。測定の原理は、腕を圧迫帯で巻き、空気を入れていき一定の圧をかけます。聴診器で血流音を聞きますが、空気圧のほうが高い域では血管の血流音が聞こえませんが、動脈圧が圧迫圧を越えた時点で、血流音が聞こえ始めます。この時点の圧を収縮期血圧と言います。徐々に圧迫帯の空気を抜いて圧を下げていくと、その間、血流音は聞こえていますが、音が急に小さくなり、その後聞こえなくなります。この時点の圧を拡張期血圧と言います。最近では、精巧な自動血圧計が市販されているので、家庭でも手軽に血圧の測定ができるようになりました。高血圧の早期発見に役立つので、定期的に測定しましょう。

自動血圧測定計による正しい血圧の測定方法

静かな場所に座って安静にしてから測定します。肘を軽く伸ばし、胸と同じくらいの高さにします。肘のくぼみにかからないように圧迫帯を巻きます。圧迫帯に付いているマイクを肘のくぼみ付近の動脈の鼓動が触れる部分の上になるようにおいてください。圧迫帯は、きつくならない程度にぴったりと巻きましよう。それから、スタートのスイッチを押します。

1日1、2回同じ時間帯に測定しよう

測定するときの状況がその時々により違っていると、血圧が変動することも多くなるので血圧を比較するのには適切ではありません。そのため同じ時間帯に測定するようにすることが大切です。一般的には、朝起きて少ししてからか、夕食後から寝る前など、継続して測定できる時間帯に、l日l、2回測定するのがよいでしょう。病院から処方された薬を飲んでいる人はこれに加え、午前中に測定できると、飲んでいる薬が十分な効果を発揮しているのかどうかがわかり、薬の量や種類の変更などの大切な情報源になります。血圧が十分下がっていない人、治療期間の長い人、脳、心臓、腎臓などに異常が見つかっている人などは、午前中の測定もお勧めします。

家庭血圧の正常値は135/80mmHg

現在まで、病院での血圧を基本にして高血圧による障害が検討されてきたため、家庭血圧の正常値が決まっていないというのが実状です。血圧は病院だけの血圧測定では不十分です。しかしながら、家庭血圧の標準値ははっきり決められていませんが、長期予後調査を基にすると収縮期血圧で135mmHg拡張期血圧で80mmHg以下が推奨されます。この値は病院での正常血圧の値とほぼ似た値です。家庭血圧は、病院での血圧と比較すると低めの値を取りやすいのですが、全体での平均をみるとほぼ同じとかんがえていいでしょう。

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