飲酒は高血圧の原因になります。高血圧と飲酒基準について
980.14黒線 太め.jpg

高血圧症状と原因

飲酒と高血圧

毎日飲酒する人は、飲酒習慣のない人に比べ、10歳の加齢に相当する血圧値を有します

カクテル飲酒は一時的に血管が拡張するために血圧が下がりますが、その後、血管が収縮するように働くためやがて血圧が上がっていきます。飲酒は高血圧のほか、脳卒中の発症率を高めたり、肝疾患、肥満、糖尿病や脂質異常などを引き起こす原因になりますので注意が必要です。過度の飲酒習慣は、高血圧を引き起こす原因になります。また、お酒を飲むと、塩分や脂肪分が多いおつまみに手がのびやすく、食事量も多くなりがちです。減塩やDASH食を実行しても、連日、一定量以上のお酒を飲んでいると、血圧を下げる効果が低下します。食事療法にはマイナスに働くので、1日の適量を超えない程度に楽しみ、過2日ほどは、休肝日をつくるようにしましょう。
1日1合の飲酒を続けると、l~2週間以内に収縮期血圧が約10mmHg低下することが期待できます。合併症がなければ禁酒の必要はありませんが、適量飲酒を心がけるようにしましょう。高血圧治療のガイドラインでは、高血圧の人の1日のエタノール摂取量を男性20~30ml以下、女性10~20ml以下では定められています。この基準ほどの飲酒であれば、心疾患の発症リスクが下がるというデータも多く報告されています。これは、ふだん飲むお酒に換算すると、日本酒なら1合、ビールなら中ビンl本、焼酎なら0・5合弱、ウイスキーやブランデーならダブル1杯(シングル2杯)、ワインなら2杯弱に相当します。ただし、女性はアルコールの影響を受けやすいため、この半分以下が適量となります。

アルコールの1日の適量

エタノール量は、以下の計算式で算出できます。

お酒の摂取量×標準濃度×0.8=エタノール量

計算式の0.8はアルコール比重。

ビール(5%)
缶1本(350ml)
日本酒(12~14%)
1合弱
ワイン(11~14%)
グラス1杯前後
焼酎(20~25%)
0.5合

【酒類別の目安量:1種類を飲む場合の1日の総量・( )内はアルコールの標準濃度】

スポンサードリンク

ページの先頭へ