女性は更年期、妊娠時に高血圧になりやすくなります。女性特有のからだの仕組みを理解して、上手に血圧と向かい合っていきましょう
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高血圧症状と原因

女性と高血圧

男性に比べて低い女性の血圧は閉経を機に高くなり、動脈硬化のリスクも高まります

更年期の女性一般に、女性は同年齢の男性に比べて血圧は低いのですが、閉経を迎える頃になると高血圧になるケースがあります。当然ながら、加齢により血管壁が硬くなり、血圧は高くなりますが、その他にも、女性ホルモンである【エストロゲン】の分泌が衰えてくる事により、脂肪が蓄積されやすくなり、からだに必要なエネルギー以上にエネルギーを摂取していると、余分なエネルギーは脂肪となるため中年太りになりやすくなります。当然、肥満体質になることにより、高血圧の頻度が正常な体重の2~3倍にもなります。そして、更年期はホルモンの分泌がアンバランスになり、自律神経の働きが不安定になります。このような変化はからだにとって大きなストレスとなり、高血圧を引き起こす因子となることは疑う余地がありません。

更年期と高血圧

更年期にあらわれる不定愁訴(発汗、動摩、耳鳴り、めまい、頭痛、不眠、抑うつ)を「更年期障害」とよんでいますが、高血圧を招くケースも少なくありません。更年期というのは、女性の閉経前後の時期を指します。更年期前後に血圧が高くなるのは、これらのいくつかの要因が積み重なるためと考えられます。閉経前には、エストロゲンが動脈硬化を予防する働きをしていますが、更年期にエストロゲンの分泌が衰えると、動脈硬化が生じやすくなります。そのため、閉経前には積極的に治療しなかった血圧値でも下げる必要が出てきます。

更年期に高血圧が生じる原因

更年期には、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が減るため、その影響で血圧を調節している自律神経のはたらきが不安定になり、高血圧を招きます。
この時期の女性は、食べすぎと運動不足で太ってしまいがち。肥満は高血圧の誘因となります。
更年期には、子どもの独立、親の介護など、さまざまなライフイベントによるストレスがきっかけとなって、高血圧を招く人もいます。

更年期の高血圧に対しては、食事療法や運動療法はもちろんですが、ストレスを解消してこころの安定をはかることも非常に大切です。また、ホルモン補充療法が効果を上げるケースもあります。

更年期前の女性の高血圧について

更年期前の女性の場合、同じ年代の男性と比べて、血圧は低めのことが多いですが、妊娠中などには女性特有の高血圧を招くケースもみられるので十分な注意が必要です。

妊娠中の高血圧

妊娠中毒症の症状として、高血圧を招くことがあります

妊娠妊娠というのは、からだにとってかなりの負担となるので、腎臓や血管が対応しきれないときに、症状が引き起こされるのではないかと考えられています。
妊娠中毒症は早産や死産の原因にもなりますから、早期発見・早期治療が重要ですが、妊娠中に定期検診を欠かさなければ、まず心配ないでしょう。
妊娠中毒症の予防や治療でもっとも大切なのは、安静を守ることです。できるだけ横になって、心身をゆっくりと休めてください。症状が強くあらわれているときは、医師から鎮静薬や降庄薬が処方されることもあります。
無事に出産を終えると、たいていの場合、血圧は基準範囲に戻ってきますが、妊娠中にあらわれた症状は、年をとってから再び起こる可能性があるということも、知っておいてください。

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