スポーツ(運動)と高血圧について。高血圧の方はマイペースに楽しみながら運動を行うことが大切になります。過度な緊張や競争は血圧を上昇させます
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高血圧症状と原因

スポーツ(運動)と高血圧

ウォーキングなど有酸素運動のすすめ

ランニング高血圧の人には、酸素を取り込みながら続けられる有酸素連動がおすすめです。ウオーキングやサイクリングなどが適しています。隣の人と楽しく会話をしながら続けられるペースが目安です。ジョギング、エアロビクスなどは有酸素運動ですが、意外に激しいので軽めに行います。避けたほうがよいのは、自分のペースでできない団体競技や、勝ち負けを競うスポーツです。テニス、ゲートボール、野球、サッカー、バレーボールなどは軽い練習ならともかく、試合形式だと、マイペースを守れません。また、運動を開始する前に、熱がある、脈拍が1分間に90以上、血圧がいつもより高い、睡眠不足、食欲がない、二日酔いなど、体調に異常が見られるときは、無理をしないで運動を中止しましょう。

ゴルフと高血圧

ゴルフも、コンペなど自分のペースでできないときは当然注意が必要になります。ファーストショットや、グリーンでのパットでは、緊張が高まり、瞬間的に血圧が急上昇します。このような後に発作を起こすことがあります。また、早朝から出発したり、クラブハウスでお酒をたくさん飲むのもよくありません。高血圧の人がゴルフをするときは、医師に相談することをおすすめします。
人気のゴルフは、歩数が増やせて気分転換にもなりますが、血圧上昇の原因になることもあります。ゴルフにしても他のスポーツにしても高血圧の方がなにより大切なことは、自分のペースで運動を行うことです。

高血圧と運動療法

高血圧治療の一般的療法として食事療法と並んで重要とされているのが運動療法です。適度な運動を規則的につづけていると確実に血圧が下がってきます。とくに中年の人でまだまだ薬の世話になりたくないと考えている人はぜひ実行してください。

運動不足と心筋梗塞

運動不足の人は、普段から身体を動かして運動している人に比べ、心筋梗塞になりやすいことが知られています。通勤時間に20分以上歩行しているサラリーマンは、20分以内の人にくらべると血圧が低めで心筋梗塞になりにくいという報告もあります。この報告は運動不足になりがちなサラリーマンにとっては通勤のための歩行や駅の階段の昇降も結構運動療法になっていることを示しています。

運動療法と血圧に及ぼす効果

AX055.jpg運動中の血圧は一般に上昇します。高血圧患者では、その上昇がより顕著なために以前は運動を控えさせた時代もありました。しかし運動の種類を選べば血圧の上昇はそれほどでなく、逆に血圧がしだいに下がってきます。高血圧における運動療法の意義は、このような長期的降圧効果にあるので、決して短期的にすぐ血圧が下がる効果を期待するものではありません。
運動療法の効果は精神的ストレスの発散、エネルギー消費による体重減少などに加えて、運動による循環動態の変化に対する身体の適応現象、末梢血管の拡張などが複合的に関与して血圧を下げると考えられます。

高血圧の人が運動を始める前のチェックポイント

1
狭心症、心筋梗塞、不整脈まどの心臓病がもっていないかどうか、もっていればその重症度はどのくらいか
2
糖尿病などの合併症の有無
3
時息、慢憮閉塞性肺疾患など呼吸器疾患の合併の有無
4
肝臓病などの安静を必要とされる病気の合併はないか
5
骨や関節の病部がないかどうか
6
薬物はどのようなものをのんでいるか

突然の激しい運動は、からだがついていかず、からだを壊す原因になりますので、注意してください

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