酢には直接血圧を下げる降圧効果があります。高血圧対策にもなるほか、疲労回復にもつながる調味料です。塩の代わりの味付けに活躍してもらいましょう
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高血圧症状と原因

酢と高血圧

酢には、血圧上昇を抑える効果、疲労回復効果があります

ACE阻害薬(カプトプリル)の働き

ACE阻害薬とは、ACEの働きを抑える薬で降圧薬の一つ(カプトプリル)です。酢のにも同様ペプチドが存在するため、高血圧に効果があります。

血圧を安定させるばかりか肥満を防ぐ作用まである

酢には直接、血圧の上昇を抑える作用があるばかりか、間接的に血圧を安定させる働きもあわせ持っています。また、赤血球をやわらかくする効果もあります。赤血球が柔軟性を失うと、細い末梢血管の通り抜けがむずかしくなり、血圧を上昇させますから、この作用は高血圧の予防・改善に有効なのです。酢は、疲れたときにとるといいとよく言われていますが、それは、体を活性化させるさまざまな働きがあるためです。たとえば、酢の酸味の主成分である酢酸やクエン酸は、エネルギー代謝の働きを促進し、体の中に疲労物質がたまりにくくなります。その他にも、赤血球をやわらかくし、末梢血管を通りやすくする力があります。それが、血圧を下げることにつながります。体にいいのはもちろんですが、高血圧のための食事療法、減塩食をおいしくするのにも役にたつ調味料が酢です。

血圧上昇の仕組みとACEの働き

血流の変化を読みとって、血圧をコントロールする酵素やホルモンが、腎臓、肝臓、副腎、脳下垂体で作られます。そのうち、腎臓で作られ、血液中に放出されるレニンという酵素は、肝臓で作られるアンジオテンシノーゲンという糖タンパクに働きかけ、アンジオテンシンIというペプチドとなります。ここにアンジオテンシン変換酵素(以下ACE)が働きかけると、強力な血管収縮作用を持つアンジオテンシンⅢが生まれます。これによって血圧が上昇すると、今度はそれを感じてレニンの分泌が抑えられる。血圧はこのように一定に保たれるようになっています。血圧が上がりすぎる人には、ACEの働きを阻害することで、動脈を収縮させないようにできます。

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